11話 闇の皇帝
- _ ぬぺ
- 2021年12月5日
- 読了時間: 3分
そ、そうきたかー!!!!!
全てが意外だったが全てがしっくりくる。すごい。
【停車駅 夢の星遊園地前】
恒例の東京ドームシティ回。
「イマジネーションが多い」という理由で停止した駅で遊びつくす5人。
何気に最初に「行きたくない」と確認したところにちゃんと行く鬼畜コースである。
そこに現れたのは妙にフレンドリーな皇帝とそれを追ってきた苦労人部下たち。
意図せず幹部との総当たり戦になったが、未だ11話しか経過していない彼らがかなうはずもなく。
「お前ら…1回闇に呑まれたことあんだろ?」
不穏すぎる今回のヒント。
闇に呑まれ→トッキュウジャーになり、なのは確実だけど、プラスで何かもう一つありそうな口ぶり。怖い…靖子にゃん怖い…
辛くも逃れたものの、ランプシャドーのせいで全員イマジネーションを失うはめに。どうなるトッキュウジャー…?
【皇帝Z】
待ちに待っていた皇帝。なおOPでのクレジットは「風船を持った男」。
白を基調とした独特のファッション。これ、グリッタちゃんのドレスを白にしても良かったんじゃないかな。
「キラキラ」に目が無い。物理的に輝いているものや生き生きしているもの、楽しいものなどを指しているっぽい。
性格ははっきり言って5歳児。遊園地のマナーよりも自分の感情優先だし、遊具に乗っている時の無邪気で楽しそうな顔は完全に子供のソレ。
「今まで真っ暗」だったから、明るい外が楽しすぎてはしゃいじゃってるみたいです。可愛いね。お姉さん、お菓子あげたくなってきたよ
一方、幹部たちに比べて貴族意識は薄め(周りが高すぎるとも言う)。あとトッキュウジャーとのバトルにもあんま興味ない。というか、世界を闇で染める!みたいなのも興味なさそう。最後にライトに執着してるっぽい態度をとっていたけど、あれは個人単位の問題なので皇帝としての仕事ではないと思うなぁ。
この先皇帝対トッキュウジャーという構図に持ち込むためには皇帝→ライトの一方的な興味を拡大していく形になるんではなかろうか。
全体的にグリッタ嬢と同じ香りがする。
先代皇帝に意志を尊重されぬまま大きくなった子供。今も周りに彼を理解してくれる/しようとしてくれる人はいなさそうだし。トッキュウジャーの子供らしさに被せる形でもっと分かりやすく子供っぽい大人を持ってきたのはきっと何かある。最初はこのキャラ造形が意外だったがこう考えてしっくりきた。
グリッタ嬢と結婚したところで本人たちは幸せにならないと思うけど、友人としてならうまくいきそうな気がする。
闇が足りなかった地上ではうまく戦えず今回は撤退。
ちょっぴりにぎやかになったシャドーラインがどうなるのか楽しみ。
【シャドーライン】
遂に皇帝を迎えた彼ら。
自分のおかげだとアピールするため頑張ったのに結局彼の我儘に振り回されたネロ男爵(偉い人)
未だ意志が見えない男爵の手足ことシュバルツ
先を越されて焦りつつも挽回を狙うノア夫人(だから旦那は誰なんだ)
彼らの初陣が今回でしたが、まあ普段の場所が暗いところだから明るいところに来ると美しさが映えるんだわ。圧倒的造形美。もうあんたらの勝ちでいいよ……
ネロはステッキ、ノアは日傘を武器にするのあまりにも解釈一致。ノア夫人はあのドレスなのに臆せず戦うのいいよなぁ。戦う貴族の女性ってかっこいいの権化だと思う。
個人的にはネロの帽子が脱げる上にブラックホール発射できるのが一番びっくりだったけど。
そして彼らが貴族らしい恰好しているから皇帝の恰好がラフなのが際立つのよね
で、その頃のグリッタ嬢は…まさかの家出。
このままだと強制結婚ルートだと気づいた彼女は一人、田舎の海が見える駅に佇むのでした…
「お母様…ごめんなさい」「さようなら…」
…深刻な心境と絵面のシュールさが噛み合わねぇ!!!
次回:トッキュウジャー最大の危機
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