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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

10話 ヒーハー!金色のスターニンジャー

濃い!!キャラが!!!濃い!!!!




【あらすじ】

好天が金色の忍者に襲われた。

胸を押さえて道場に転がり込んできたラストニンジャの姿に動揺を隠せないニンニンジャーたちと、旋風。


犯人を探るべく、ニンニンジャーたちが動き出す。




【キンジ・タキガワ】

「彩の星、スターニンジャー!」


好天を襲った犯人であり、スターニンジャーの正体。

アメリカからやってきた青年。

シャツ+皮のベスト+バンダナ+中折れ帽という分かりやすい西部スタイル。

喋り口調は丁寧な江戸っ子口調。雰囲気がちょっと執事みがあるんだよな…。そして英語混じり。

動きは常にかっこつけでオーバー気味。

すでにキャラの濃さが飽和量を超えている。


彼はアメリカの忍者であり、妖怪ハンター。どうしよう、さも当然のように知らない単語が出てきた。

妖怪ハンターとか言うから、なんか集めるのかなって、「妖怪ゲットだぜ!」的な、そういうノリかと思っていたのだが。

彼が集めているのは明らかに妖怪とのツーショ。そして足跡。

なんなんだこの人は。もう情報が処理しきれない。


さらに、無類の妖怪好きでもあるようで、カッパやテングが自分が来るよりも先に倒されていたことを知って完全にorz状態。

けれどその後すぐに、ダイダラボッチと出会って「ウッヒョー!」状態。

テンションの上げ下げが…激しい……



そんな彼は、以前アメリカにいた際に好天と会っていた。

好天の忍者としての力に惚れこみ、弟子入りを志願。

しかし、弟子を取る気など全くなかった好天は、「自分を倒せれば弟子にしてやる」と言って適当にあしらう。

それを馬鹿正直に額面通りに受け取って、自力で修行してここまで追ってきたのがキンジくん。

おっけー、君もそういうタイプの人間なんだね。理解したよ。


なお戦力としては、戦いも心得ているうえに忍術も的確に使いこなす。

あの好天の能力を見るだけで自分のものにしたうえでオリジナルの技を生み出すのはただものではない。


基本的に自分の目的(妖怪とツーショを撮る)が最優先であるものの、仲間や一般人の安全を第一に考えられるあたり、ヒーローとしての素質もアリ。


なによりも、「好天を尊敬している」という点において、ほかならぬ天晴と同じである。

これは仲間になれば賴もしいことこの上ない。



しかし。まだ10話なのに出てきた追加戦士が一筋縄で行くはずがない。


好天が言うには、キンジがニンニンジャーを倒せば弟子入りを許す。

ニンニンジャーは、修行としてスターニンジャーを倒さねばならない。


このお爺ちゃんは仲間間で対立を煽ってどうしようというのか…

(正直、「言うてもあの爺ちゃんのことだからな」で済ませられるあたり、脚本は爺ちゃんを便利アイテムかなにかと思っているのでは)

あと病院が嫌で起きちゃう爺さん、めっちゃ解釈一致。




【スターニンジャー】

前回に引き続き登場。今回は本格的に変身・戦闘を披露。



《忍者スターバーガー》

変身アイテム。

ハンバーガーの形をした、コンパクトミラーのようなもの。

変身の際は、バーガーを開き、具の上にスターニンジャー手裏剣をセットして変身。


バーガーを開いたとき、バンズの裏側に来る場所は液晶になっており、内蔵されているカメラで自撮りをしたり、(おそらく)過去に撮った写真を見返したりすることも出来る。


ちなみに変身時の待機音は、某チェーン店でポテトが揚がった時の音である。

いいのか。いいのかそれで。



《スターソードガン》

ギターの形状の武器。

剣として使ったり、銃として使ったりする。

普段は普通にギターケースに入れて持ち運んでいる。

しょっちゅう投げているのでカット分けなどを駆使して見せています。撮影が大変そうです。



《風雷忍シュリケン》

技用のシュリケン。

風の術で竜巻を巻き起こしたり、雷の術で雷を落としたりできる。

風の時には「ハリケンジャー!」、雷の時は「サンダージャー!」の音声が流れる。

必殺技はウイングロックスター。




【妖怪 ダイダラボッチ】

ショベルカー+ダイダラボッチの妖怪。

今回はキンジが主役だったため、特殊能力も特にないという珍しい妖怪。

ただ圧倒的なパワーでごり押ししてくるだけだった。


ダイダラボッチとは伝説上の巨人。漢字で書くと「大太法師」らしい。

とりあえずデカいことだけが特徴の様子。

そもそも、「あの山は巨人が作った」「あの池は巨人の足跡に水が溜まったもの」なんて伝承は世界中に有り余るほどあるわけで、おそらくその日本版がダイダラボッチ。

(そう考えると、今回キンジが嬉々として足跡を集めていたのもまあ納得する)


ちなみにJapan Knowledgeで検索をかけると、デジタル大辞泉に加えて引っかかったのは『日本架空伝承人名辞典』『日本人名辞典』(先ほどの情報もこの2つを参照)。

今までの妖怪と異なり、「人の名前」として認識されている様子。ダイダラボッチって個人名だったの?

だって前者なら光源氏、後者なら織田信長なんかと同列の扱いなんですよ…?


あとこれは完全に余談ですが、デジタル大辞泉プラスで検索すると「だいだらぼっち〔妖怪ウォッチ〕」って項目がありました。クソ真面目に必殺技とか書いてあって面白すぎる。




次回:なんか戦う相手が家にいるし、ショベ爺の声が聞こえた気がする

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