10話 「トカッチ、夕焼けに死す」
- _ ぬぺ
- 2021年12月5日
- 読了時間: 3分
トカッチ回。早くもお気に入りの回になりそうな予感。
【停車駅 ???】
治めるのはタイプシャドー。オッケー。
能力は入力したタイトルを現実にすること。オッケオッケー。
実は結構なチート能力なのにしょうもないことで済ませるのさすが特撮怪人って感じ。オッケー。
【トカッチ】
体を鍛えることに目覚めたトカッチ。
何の脈絡もなく思いつき、「とりあえず一駅走る!」とか言っちゃうのめっちゃ分かる。解釈があまりにも一致。
今回彼が抱えた問題は「今日の日没とともに死ぬ」。
わぁなんてやばい展開。間違っても10話でやる内容ではない。
その途中で出会ったのは野球少年:藤沢弘樹。どこかで見たことあるなと思ったら平成ジェネForeverのゲストさんでした。当時から演技うますぎる…
イマジネーションがある子どもなのに彼には見えなかった特急烈車。
その理由は信じてもダメだったという経験から「イマジネーション」が分からなくなっていたから。
そこに向き合って諭すトカッチがまぁかっこいいんだ。
自分にはイマジネーションもない、なんて言っていた彼だからこそ光る展開。
「何か良いこと言おうと思ったけど、今の僕じゃね」と苦笑いする彼の等身大な感じがすごくいい。この人になら何を話しても良いのかもしれないと思わせてくれるその距離感が好きだ
「怖いよ。だからそっちは見ない。うまくいく方だけを見るんだ」
彼らのイマジネーションの本質は、「自分が持っている力を全て信じて、最大限に発揮する方法を考える」ということ。ただの神頼みではない。
今回のトカッチも「瞬時にタイプのキーの位置を頭に叩き込んだうえで作戦を練り、脳内と体でシミュレーションを繰り返したうえで戦いに臨む、その時には仲間の力もフルに活用する」という持ちうる力を全て使った作戦。シミュレーションが綿密だったのもちゃんと制限時間が分かってるって感じだったし。
普段はどう見ても三枚目に甘んじている彼ですが、土壇場での能力の発揮の仕方が半端じゃない。異常にハイスペックだよこの子。
なお彼が立てた作戦はタイトルに「そして復活!」と付け加えるというもの。
即ち、1度死にました。そんなのアリ…???
最後には弘樹君と手を振ってお別れ。
イマジネーションが戻ったんだ!と自分事のように涙ぐむトカッチが良い奴すぎる。
「神頼み」と「イマジネーション」の違いを理解した弘樹くんの手がマメだらけになっているのもとても良い。
忘れた頃にシレッと出てきてくれたらおばさん多分泣いちゃう。
【シャドーライン】
前回ラストで意味ありげなカットがあったネロ男爵。どうやら皇帝を迎える準備が整った様子。(前回で見抜いていたフォロワー様すごすぎませんか)
今回の描写を見るにシュバルツはネロの部下なのかな?
将軍は再び出陣の予感、ノア夫人はここから頑張らないとクビになるのも時間の問題、グリッタはウェディングドレスが黒になるフラグが立ちましたかね?
そして次回、皇帝登場。…ニンゲン??
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