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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

9/24 昼公演

感動の家族の物語




【Aキャスト 襟正真(エリタダシ・マコト)】

演じるのは上村祐翔さん。


七三分けの髪、グレーのスーツに赤い蝶ネクタイ、丸眼鏡というビジュアル。

失礼ながら上村さんを直接長時間拝見するのは初めてだったわたくし、最初のアップで「やべぇイケメンがいらっしゃる」と慄いておりました。

似合いすぎている。かっこいい。


性格は名前の通り。

きっちりしっかりしていて、誠実な好青年が服を着て歩いている感じ。

弱冠25歳でありながら、頑張って番組を回していくぞ!という気合が見える。

また全体的にワードの引きが悪いのが空回りしている感があって良かったです。何度か強制的に滑らされてたのにはちょっと笑った。


お芝居の瞬発力がすごい…という印象。

真面目な役は通しつつ、劇中劇も、実際のお芝居も難なくこなしておられてすごく没入できた。

というかこの組は組み合わせがダントツで正解だった感じもする。

早くも夜公演が楽しみでそわそわしているところ。




【Bキャスト 三代目 風車銀之丞(カザグルマ・ギンノジョウ)】

演じるのは浅沼晋太郎さん。


名前でお察しの通り、大衆演劇の役者。しかも女形。

綺麗な白塗りの女装で登場。

声のみならず所作まで品の良い女性で震えました。

なお素は江戸っ子口調のべらんめぇ。これもこれで良い。途中のお着替えも良かったです。お疲れ様でした。


予想通り、完全に浅沼さんが回した本公演。

2人との距離を探り合いながら進めていった結果、今までの公演の中でも断トツで硬派で感動モノの作品に仕上がっていました。

ラストのオチは涙なしには見られない。


カテコで引きが悪かったと嘆いておられましたが、それを微塵も感じさせない裁きっぷり、やはり経験値が違うなぁと思いました





【Cキャスト 林田ユウ(ハヤシダ・ユウ)】

演じるのは鳥越裕貴さん。


まさかの5歳児をセレクト。

水色のスモックに黃色い帽子と鞄、上履きというコテコテの幼稚園児スタイル。ほっぺが赤くてかわいかったです。


本当に5歳か…?と思うようなおませさん。

気遣いポイントも語彙力も普通に成人男性で笑ってしまった。

設定としては舞台の「あかるいどんどんテレビ」の会長の孫・社長の子。その権力を活かして大人たちによいしょされたり、美味しい物持ってきてもらったり、好き勝手やったりと楽しそうでした。


個人的にポイント高かったのは、銀之丞さんが配っていた名前シールを即鞄に貼り付けていたことでしょうか。幼稚園児ってすぐシールを身の回りに貼るよね、分かる。


鳥越さんは発表会の時点でCキャストのメンツで一番楽しみにしていた人だったので、やっと見られて嬉しい限り。

アドリブWordの引き方も使い方もめちゃくちゃお上手だし躊躇いもないので見ていて気持ちよかったです。

ドラマの最中の割り込み方・引き方もノイズにならず空気にもならない微妙なところを責めてくる。砂川さんともこまめにやり取りしてくださって嬉しかったです。





前述したとおり、感動のストーリーが一本あった公演。

全員の設定が交差する場所があり、そこを明確に突いてきたおかげで綺麗にまとまった印象を受けました。最後はウルッと来つつも一種の気持ちよさがあり。

3人とも、相手の設定にどこまで介入するかと手探りしながら進んでいる様は見ていてなかなか楽しかったです。

夜公演も楽しみだぞ~!

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